まさかのセダンボディ消滅?
新聞の記事で現行クラウンを最後にセダンボディが消えるとSNSでちょっとした騒ぎになってますね。
トヨタ自体から公式の発表はないようですが、記事の内容は結構具体的なのであながち飛ばしではないのでしょうね。
とは言え日本でセダンの代名詞でもあるクラウンをSUV化する事ってトヨタに旨味あるんでしょうかね?
確かにマークX も消滅しちゃいましたし、セダン受難の時代ではあります。
でも最近の日本企業も目先の短期的な利益だけでなく、長い目で見たときのブランド価値を重視し始めていて、とりわけトヨタは今の社長になってから86、スープラ、GRヤリスなどスポーツモデルも投入し、エコカーやファミリーカーの無難な車のメーカーというイメージからの脱却を図ってるように見えます。
そんななかでセダンといえばクラウンという出来上がったブランドをひっくり返してまで無理にSUVにしちゃうんですかねぇ。
クラウンセダンが生き残るには
確かに今や街中にはミニバンと軽四とSUVばかりで、見かけるセダンはタクシーやパトカーばかりですが、日本だけを主戦場にしてたクラウンもスカイラインのように日本から海外へマーケットを広げれば生き延びる道もありそうです、ただスカイラインはV系になってから日本のオールドファンからはスカイラインじゃないとか言われちゃってますし、クラウンもそれじゃぁSUV化するのと変わらないんでしょうかね。
そもそも海外に行くにしてもそんな隙間もない?
そう言えばスカイラインにはクロスオーバーという謎のSUVが有りましたが、あれ見たことないんですが売れたんでしょうか。
このタイミングで広告が!
とまぁクラウンに興味のない僕ですら気になっちゃったこの話ですが、この話がSNSで話題になったのと同じタイミングでYou Tubeの広告で「NEW CROWN」って広告がバンバン流れてました。
案外この新聞記事の影響でクラウンを検索してホームページに行った人も多いのでは?そう考えると今回のこの騒動もトヨタにとっては良い宣伝ですし、クラウンのブランド力もなんとなく再確認できたのではないでしょうか?
この記事をトヨタがわざと書かせたなんてのはちょっと安い陰謀論めいてますが、この騒ぎでセダンのクラウンが生き延びればいいですねぇ。
ちなトヨタのセダンのなかでは僕はなぜかカムリが好きです。