今日も暖機運転・・・(ヽ´ω`)

車が好きでブログをはじめました。特に根拠もなく妄想をゆる〜く書いてみます。

ちょっとおすすめクルマ漫画。

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漫画を読むチャンス?

またしてもコロナの感染者が増えて関東では緊急事態宣言ですね。
在宅勤務再開の人も居るでしょうし、用心のために不要不急の外出を控える人もいそうですね。

それで時間の余裕が出来るかどうかはわかりませんが、クルマ好きのみなさんに僕のおすすめのクルマ漫画でもご紹介しますので、気になった方は読んでみてください。

 

あくまでも僕の独断と偏見なので

面白い面白くないは個人差が有るので、読んだけどつまんないぞ!となっても大目に見てくださいm(_ _)m
最近は電子書籍で買う人も多いですが、できるだけ紙媒体でも買える新しいのを紹介したいと思います。


キャブレターズ

と言いつつ初っぱなは発行日2003年と古めですが面白かったのでご紹介。
これは田中むねよしさんの「キャブレターズ」という作品です。

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基本1話完結の話で読みやすくかつ面白い作品です。
作中の年代は90年代のクルマが現役の時代のようなので、多分80年代後半から2000年代手前の感じですね。
この時代はクルマも車好きも活き活きしてた時代なので、そんな雰囲気も作品に溢れています。
1話完結なので全体を通した粗筋はないですが、あえていくつかをご紹介します。

まず第1話「P10」は初代プリメーラに乗るユーイチはNAと足回りにこだわりかなりクルマを仕上げてましたが、肝心のエンジンにまだ取り掛かってませんでした。そこで偶然ラーメン屋でホンダタイプRのエンジンを手掛けたという「ホンダ仙人」と呼ばれる凄腕チューナの存在を知ります。
そのホンダ仙人にSR20をチューンしてもらいプリメーラ タイプRを作る計画を立てますが、ホンダ仙人はホンダ車しかいじらないと断ります・・・

第7話「セブン」では長くRX-7(FD3S)に乗ってたミキオはRX-7のチームで毎日楽しんでいましたが、彼女が出来たのを機にセブンを降りることにしました。昔からの付き合いの仲間とずっと乗り続けたセブンなので様々な思い出が蘇ります。
そんな最後の日に彼女を乗せてチームとお別れツーリングの最中に、たちの悪い走り屋チームに絡まれます・・・

ざっとこんな感じですが、どの話もそのクルマ固有のニヤリとする落ちが待っています。
セブンの場合はECUのリセットです。そんなクルマならではの面白さや登場するクルマに見合ったキャラが、クルマに乗る人降りる人様々な話を通して悲喜こもごものストーリーを展開していきます。
西風さんのGTロマンという作品の初期の頃に似ていて、いま車が好きで好きで仕方ないって人にはうってつけかもしれませんよ。

 

クロスオーバーレブ

次に紹介するのは現在でもweb漫画サービス漫画クロス連載中の作品で、山口かつみさんの「クロスオーバーレブ!」です。

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この作品は過去にヤングサンデーで連載されていたオーバーレブ!」の10年後の舞台を描いた続編です。

福岡県に住む車好きの女子高生鈴科萌兎(すずしなもと)がWRCに憧れ運転免許を取るところから話は始まります。これは前作オーバーレブ!にも通じる部分ですね。無事免許を取れた萌兎は2代目ホンダトゥデイを譲り受けます。
走る楽しさを知ったばかりの萌兎は深夜に思わず峠に走りに行きますが、そこで走り屋狩りをしてるランエボと遭遇してしまいます・・・
10年ぶりに帰国した前主人公でラリードライバーの志濃涼子も登場し、このランエボを絡ませながらも主人公が走る面白さやクルマの怖さを知っていきます。

この漫画の面白いところはメインの登場人物が前作同様女の子で、乗ってるクルマが軽四というところですね。
クルマ漫画なのでバトルシーンも満載なのですが、親子の絆や友人との絡みなどの人間ドラマが丁寧に書かれており、そのストーリーがバトルともうまく絡み合い話が進むので一気に読み進めちゃいます。
クロスオーバーレブのクロスは人とクルマ、人と人、過去と未来など様々なクロスを意味してるそうです。可愛い女の子と軽四が好きな人は特にオススメですね。

 

首都高SPL

もっと紹介したかったのですが長くなったのでこれを最後にします。
次の作品も現在月刊ヤングマガジンで連載中の楠みちはるさんの「首都高SPL」です。

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これは楠みちはるさんの過去作湾岸ミッドナイトの直接の続編ではないですが、どうも舞台は繋がってるようです。

過去にGT-R専門の有名チューナーとして名を馳せた工藤圭介は、首都高で速いと噂になっているポルシェターボに興味を持ちます。そんなある日首都高でそのポルシェに出会いそのテクニックとドライバーの若さに益々興味を惹かれます。
そのポルシェのドライバー兼チューナーの明彦は自分を探してると知り逆に工藤に会いに来ます。明彦と明彦の手掛けたポルシェの出会いを発端に自分の原点に戻り再度クルマへの情熱が蘇ってきますが・・・

僕はこの作品と「C1ランナー」がごっちゃになってた時期もあったんですが、明確な違いは43歳のオッサンである工藤が主人公ってところです。
オッサン目線を通した世界なのでこの漫画はキラキラした未来ではなく過去を振り返ります。そんな工藤の心情と過去のGT-RであるR34今のGT-RであるR35の対比をなにげに絡めてるような気もしますね。そこにポルシェも加わり楠みちはるさんらしい哲学的な雰囲気のある作品になっています。

この漫画は途中から出版社が絡んできて話が広がりますが、スポーツカー人気も出版業界も現在下降線をたどっており、その両者がどう浮上していくのかを工藤のチューニングへの情熱を取り戻していく姿とどう組み込まれるのか、そのへんも個人的な見どころと注目しています。
昔から車や走りが好きなオッサンや、クルマは人生だ!と言ってはばからない人は一度読んでみても損はないです(当社比)

と、適当に僕の好きなクルマ漫画を勝手にオススメしてみました。
ネタバレを気にして書くとそっけない文章になって面白くなさそうな紹介になってしまいましたが、読めばきっと面白いですよ!(希望的観測)