今日も暖機運転・・・(ヽ´ω`)

車が好きでブログをはじめました。特に根拠もなく妄想をゆる〜く書いてみます。

90年代のクルマの楽しさ

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今と昔、どっちが楽しい?

SNSを見てると90年代の国産スポーツカーって人気ありますね。と、同時に目にするのが「今の車はつまんない」って言葉です。
でもこの言葉は90年代当時も言われており、実際90年代のクルマは電子化が進み「昔のクルマのほうがマシンと対話できた、今のクルマはつまらん」と言う人もちらほらでした。ちょうどフルタイム4WD技術が急速に進化したり、4WSやABS、TCSなど相当普及した時代だったので、腕に自身がある人は機械仕かけにご立腹だったようです。
エンジンフィールひとつとっても、キャブの方がいいって人いるでしょ?

詰まるところクルマが進化し続ける限り今のクルマはつまらん」ムーブメントは後を絶たないんでしょうね。
4000年前の古代エジプトの粘土板を翻訳したら「最近の若い連中は・・・わしの若い頃はなぁ」と書かれてたそうです。

この昔がよく見える「昔は良かった症候群」は人類のDNAに深く刻み込まれたものなのですね。(知らんけど)

 

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じゃぁ実際はどうなのか?

個人的にはやっぱ昔のほうが面白かったかも?と思ったりはします。

そう思う根拠は景気ですね。90年代はバブル経済の好景況がまだくすぶっていて物が売れてました。それにクルマだって今ほど下火ではなく、クルマに興味のなさそうな人でもマイカーが欲しいって人多かったんですよ、僕もよくどんなクルマ買えばいいかお勧めを聞かれました。

なんと言ってもフリーターでも頑張れば新車を買える時代でした。そりゃメーカーも頑張ってクルマ作りますよね。
挙げ句スポーツカーの人気も手伝いカンブリア紀のように様々なタイプの車が登場し、買う側も選択肢が有ったんですよね。

 

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デザイン的にも自由度が有った

昔の車の良さはそれだけではなくデザインにも及んでます。
今の車は衝突時に歩行者へのダメージを軽減するためにボンネットが高くなっています。ボンネットとエンジンルームに空間を開けることで、歩行者をはねた時にボンネットを凹ましエンジンに頭をぶつけさせないのが目的です。

この基準は90年代車にはなく、ボンネットはかなり低くスポーツカーなどは低く構えたシルエットとなりスタイリッシュさが際立ってました。
リトラクタブルヘッドライトだって今の車じゃ採用できません。
そんな見た目のわかりやすいカッコよさも90年代車が人気の秘密なんでしょう。
確かに過去を振り返れば「昔は良かった」と言っちゃうのもさもありなんと思います。

引き換え今のスポーツカーの場合はユーザーもいろんなデザインを目にして比較したがるので、新しい提案をすれば「これじゃない」、分かりやすくすれば「ありきたり」とお決まりのセリフが返ってくるので、結局定番のデザインにディテールをこねくり回した「やったった感」のあるデザインに落ち着いちゃうんでしょう。
スーパーカーほどお金を掛けられるのならいざしらず、買える値段の車の場合は予算にも限りが有り構造上の問題や、万人受けする最大公約数的デザインに集約されるのは致し方なしですね。

 

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翻って今の時代は?

そう考えると確かに昔のほうが楽しいかも知れませんが、クルマの出来は今のクルマのほうが良いはずです。
トヨタ86やBRZのほうが古いトヨタレビン・トレノ(AE86)より絶対出来は良いでしょうし、スカイランもR系よりV系のほうがクルマとしての作りは良いのではないでしょうか?

とは言えクルマが高性能化すると手に負えなくなったり、自分の能力以上に走れるので操ってる感が薄く乗せられてる感は否めません。
32GT-Rや初代NSXが出た時だってイージーに速く走れ、乗せられてる気がするという人もいました。

よくクルマの味って話ありますよね、あれって詳しく聞くとクルマの欠点を言ってるって事が多いんですよ、要するに今のクルマって欠点が少なくなってるので味が薄い=つまらないという流れが見えたりします。
話は少し逸れますが初めてクラウンに乗った時、僕はあまりにも快適すぎて残った「運転」が作業に思えてちょっと退屈でした。

人間が感じられる要素や、人間が操作する部分を省き過ぎるとつまらなくなるというのは一理あります。

でも現行車で言えばNDロードスターやS660、86・BRZスイスポはそこまで凶暴なモンスターではないので、自分の能力とクルマのバランスがとれてて楽しい車だと思います。
しかし先述したように選択肢は少ないです。右も左もミニバンと軽四だらけになっちゃって、スポーツカー好きにとっては受難の時代ですね。

となると僕のようなオッサンだけでなく若い人も昔の黄金時代を見聞きして良さそうに思っちゃうんでしょうか?そこにオッサンの「わしの若い頃は・・・」的な盛った話がバイアスを掛けてるんでしょう。
言っときますけどこの手のオッサンお話は絶対盛ってますから!

 

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夢中になってりゃ家の車も楽しい

勿論キビキビと思いのままに走るクルマが楽しいのは当然なんですが、僕は単にクルマを運転してるだけで楽しいんです。
初めて免許を取って親の1800ccのSOHCのしょぼいエンジンを積んだATのワゴン車を走らすのが毎日楽しかったです。三つ子の魂百までというんでしょうか、そんな気持ちがまだ残ってます。

確かに自分の好みのクルマを買うようになって刺激の有る車に傾倒はするんですが、ハンドルを握ってどこかへ走りに行く行為そのものが楽しいのが僕の車好きの「原点」なので、今でも普通のファミリーカーの運転でも楽しめます。
色んな美味しいものを食べても最後はおふくろの味だねって言うアレですかね。

今は情報が溢れかえってるので「○○じゃないと楽しめない」と思い込んでる人も多そうですが、たとえ800馬力なくったって、ミッドシップじゃなくたって、純粋なスポーツカーじゃなくったって、オートマチックだってクルマは楽しいもんですし、今ある環境なら今ある環境なりに工夫をして楽しむ姿勢こそが楽しいんだと思うんですよ。
つまりクルマが楽しかった時代って、自分が楽しめた時なんじゃないかと。

まぁ、それはお前だけだよって言われたらそれまでですけどね。

 

 画像出典Wikipedia
トヨタスープラ(A80) 
ヤリス