今週のお題「大人になったなと感じるとき」
友達からブログやるんならサボっちゃダメだよと言われたのでお題に乗っかります。
大人になったと感じる時もクソも僕は「いいオッサン」なので、もちろん絶賛大人真っ最中なのです。そんなオッサンが大人を感じちゃまずくないですか?
という事なので、反則かもしれませんが大人に憧れてた話でもします。
クルマメインのブログなので
とりあえず無理にでもクルマに絡めたいと思います。
ちなみに最近の若い人って大人になるって事に憧れたりするんですかね?僕はありましたよ。
学生の頃「ベストモータリング」ってビデオを借りて観てたんですが、そのビデオの中のCMにコロナクーペというトヨタのクルマが有りました。
なにげに観てただけなんですがそのCMが何故かツボっちゃったのです。
大人なCMの内容
ドメニコ・モドゥーニョのカンツォーネ「Nel blu dipinto di blu(邦題:ヴォラーレ)」をBGMに、ワインレッドのコロナクーペにカップルが颯爽と乗り込み、「人生を楽しむには、一台の美しいクーペが必要です」とナレーションをバックに山道を走り抜けます。
妙な回転アクションでスルリと車内に乗り込む男性に、「それはない」と思いつつ惹き込まれ、当時の僕にはCMの二人は大人でした。
普段からあまり深く考えない僕は「人生を楽しむ!ああああこれが大人かぁ」ってなっちゃっいましたよ、このクルマに乗れば大人なのだとまんまと思い込み時は流れます。
この一件を覚えてたのか運命だったのか、初めて買ったクルマはトヨタ コロナクーペでした。
もちろん最大の理由は安かったからですが、マニュアルでクーペ、コミコミで50万円切ってたので札束握りしめて中古車屋へダッシュ!当然脳内でのBGMはヴォラーレでした♪
あいにく大人な二人が乗ってたワインレッドのクーペではなくホワイトでしたが、フルノーマルで走行距離も40000キロちょっとで状態もよく、そりゃもう元気に走りましたね。
当時はマニュアルを運転するのが楽しく毎日意味なく乗り倒してました。
そして大人へ・・・
当時はバイク小僧でしたがやっぱクルマに乗ると大人に・・・
なりませんでした!
人間そうそう変わりませんよね。友達と一緒にあちこち走り回っていて、CMのカップルのように都会で華麗にコロナクーペに乗り込み山道を駆け抜けることなく、むさ苦しい男どもを乗せ続けました。
でも気分は大人でしたね
傍から見ても今思い返しても大人と思えた事は無かったですが、一人で夜の高速道路や神戸を走ってると脳内では一端の大人気分でした。
人気者のセリカやカリーナEDと兄弟車のはずなのに不人気だったビデオのCMのクルマ、あの日見たクルマの名前を僕ははっきり知ってます。そう、その名はコロナクーペ。
僕のノッチバック好きを決定づけた大人気分なクルマの話でした。