2年前にRX-7が盗まれた時に捜索のツイートしたんですが、そのツイートの頭が「昨日の21時から・・・」という書き出しだったので、最近盗まれたのかと思われるのか、2年経っても時折リツイートされてました。
流石にこれは申し訳ないなぁと思いはじめ、出だしを「2019.5.30の21時から・・・」に変えて再アップした所、これまたむちゃくちゃリツイートされてしまい3200程リツイートされました。
最初に上げたのはリツイート数が5600件だったので、これなかなかすごい数字ですよね。
やっぱRX-7は違う
これでつくづく痛感したのはRX-7の人気って凄まじいなぁと。
もちろん盗難事件のツイートなので、盗難に問題意識のあるクルマ好きの人が多いって事なんでしょうけど、やっぱ3代目RX-7(FD3S)の人気の賜物なんではないでしょうか?
こんな不幸な出来事でRX-7の人気を再確認するのも皮肉な話なのですが、この人気ってやっぱ今は希少な車だからってのもあるんでしょうね。
RX-7がなくなったのは残念
排ガス規制や景気の動向やアメリカの保険制度の問題などに揺れ動いて、RX-8が登場しましたが結局は後が続かずロータリースポーツは消えちゃいます。クルマって消えると復活が大変なんですよねぇ、とりわけスポーツカーは尚更です。
そんな中、11年ぶりに復活したNSXや17年ぶりに復活したスープラはまさに奇跡ですね。
ロータリースポーツ復活?
僕はマツダが直6エンジンとFRシャシーを発表した時これでクーペを作って欲しいと思ってました。
やっぱロータリーエンジンを取り巻く環境を考えると直6の方が現実的ですからね。
ところが、2021年の2月6日にネットでマツダがRX-9の開発を承認したという記事を見つけちゃったんですよ!
直6FRクーペでも無理かもなぁと思ってただけにこれは衝撃でしたねぇ。
とは言え公式発表ではないので真偽は定かではありません。
もしRX-9が出るとしたら
2030年にはエンジン車が売れなくなるなんて噂もある中、RX-7の様な純粋なロータリーパワーだけで突っ走るクルマは出せそうもないので、多分HV(ハイブリッド車)になるんでしょうね。
新開発の16Xターボ+モーターといったところでシステム出力400〜450馬力くらいでしょうか?
気になる価格なんですが、もしRX-7でなくRX-9って名前なら純粋なスポーツカーであるRX-7ではなく、カジュアルで快適なロータリースポーツのRX-8でもなく、その上のラグジュアリーな高級スポーツになりそうです。
そもそもRX-8が4ドアなのもアメリカでは2ドアの保険が高かったというのが理由なので、今回はそんな事を気にしない富裕層を狙うのではないでしょうか?
そうなればエンジンとモーターで重くなろうが、快適な室内のために大きくなろうが問題にはなりませんからね。
今の車で言えばレクサスLCとかインフィニティQ60辺りの路線の車のような気がします。
色々考慮しても価格は800万円スタートってところですかねぇ。(うっ高い)
要するにユーノスコスモの復活ですね。ただマツダは今ネーミングを数字にするのが好きなようなのでコスモって名前の復活はなさげかな。
マツダブランドでどこまでいけるか
かつて日産はMID-4というスポーツカーを発売前提で開発しながら計画を中止しました。
まだ日本も世界もそんな景気の悪い時期でもなく、クルマもデザイン・構造ともにいい出来のスポーツカーだったのですが、これを作るための投資がかなり厳しく断念に至ったようですね。ただ、もし出たとして日産ブランドでフェラーリやポルシェに太刀打ちできるか?って部分もあったのかも知れません。
実際現行日産GT-Rは凄まじい高性能で世界的にも人気がありますが、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニの一角を崩せてませんし、ホンダNSXもやはりフェラーリブランドの前では今一歩及んでない感はあります。
そう考えるとマツダブランドでレクサス、BMW、ジャガー、メルセデスの高級ブランド相手に富裕層の食指をどう動かすかは課題ですね。
僕としてはRX-7で!
個人的な欲で言えば、FD3Sのスピリッツを活かして徹底的な軽量化をして、HVでありながらも車重を1400kgは切るスポーツカーを作ってRX-7の名前で出してほしいです。
マニュアルミッションにこだわりのあるマツダですから、この辺もバッチリ押さえてマニアの期待にも応えてくれそうです。
ただRX-7の名前は独り歩きしすぎましたよね。新型スープラが出た時もそうですし、スカイラインも出るたびに小姑の小言のような雑言に晒されてます。
そう思うとRX-7って名前で出すのなら相当の覚悟が要りそうです。あああRX-7が消滅してなかったらここまでイメージも大きくならなかったかも?
などと死んだ子の歳を数えるのも詮無い話ですが、ロータリースポーツは出ても出なくてもハラハラドキドキワクワクさせてくれますねぇ。
画像出典Wikipedia