今日も暖機運転・・・(ヽ´ω`)

車が好きでブログをはじめました。特に根拠もなく妄想をゆる〜く書いてみます。

告げれば開いて閉じるクルマ好きの世界

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今週のお題「告白します」ですか、告白とはこれ如何に。

所謂秘密の暴露が告白なのなら、名もなきオッサンの告白など誰も興味もないでしょう、僕もネットで秘密を晒す勇気はないです。
告白とは勇気の要るものです。その勇気には信じる力もいりますね。
信じると言えば「告白」とはキリスト教徒が自分の信仰を公にする事とか。
とりわけ信仰心の薄い日本人には馴染みがない話のようにも聞こえます。

ところがそんな信仰心の薄い日本人ですが、すべての宗教団体が発表してる信者を合計すると日本の総人口を上回るそうです。理由は1人でいくつもの新興宗教を掛け持ちしてるマニアがいるからだとか。
物言わぬ老舗の神には関心のない日本人ですが、カジュアルな新興の神には心を開くようですね。

 

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アナタハ クルマヲ シンジマスカ?

そんな信仰を公にするのが告白というのなら、実はクルマの世界にもごろごろ存在します。
とりわけスポーツカーという神を信仰してる人達はなかなか熱心で、様々な宗派を生み出し、時には争い、時には敵対し、時には罵り合い、時には貶し合う微笑ましさです。
この宗派を見てるとなかなか面白いです。

一番多いのはメーカー教ですね。自分の推しのメーカーの素晴らしさを語るために、他のメーカーを貶す話術は必須で、これの秀でた者はそれなりの地位をSNSで与えられます。一般的にはトヨタを叩いておけば良いようです。

 

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イメージです。写真の車は無関係です。


他には外車教と最大宗派の日本車教があります。
外車教は最初は普通なのですが、外車に乗り始めると取り込まれてしまいます。
少し前まで嬉しそうに国産に乗ってた人が突然「国産は味がない」「国産のデザインは薄っぺらい」「国産はセンスが悪い」などと言い出したらもう帰ってきません。
これに似た宗派に高級車教があります。どちらも下手に反撃すると貧乏人の烙印を押されかねないので迂闊に手を出すのは危険です。

 

こだわりの数だけ宗派はあります。

上記の外車教や高級車教も多いのですが、スポーツカーを神と崇める者たちは自らの真理の正しさに導かれ、更に細分化されて棲み分けています。
とりわけ多いのがマニュアル教徒で、彼らの教えではオートマチックは罪であり悪です。
原理的で過激な人達などは人間よりレスポンスのいいDCTすらも許さないようです。
なので彼らの事はクラッチペダル教徒と呼んでも差し支えなさそうですね。
あなたがAT免許だった場合、彼らから距離を取る事をで精神の安全を図りましょう。

他にはターボ教とNA教もよく争っていましたが、EV教やHV教の出現によって争いがエンジン教vsモーター教へ流れされつつあるようです。
FR教、MR教、FF教も同じくAWD教の出現でやや大人しいです。

 

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開くと閉じる窮屈さ

まぁ宗教でもない趣味の話だったんですが、自分の好きなもののために戦士となり他と戦う姿勢はまさに信心深さを感じますよね。
特にメーカー教は深刻で好きなメーカーを褒めるより、嫌いなメーカーを叩くのに腐心してる聖戦士が多い宗派です。
クルマ好きの扉を開いたのに、好きが勢い余って他を嫌いになって扉を閉じてしまうのは惜しい事ではありますが、それこそが深遠なる趣味の世界というものなのでしょうね。(いい感じに締めてます)

ちなみに僕はクーペ教徒です。なんか信者も少なそうですし、何よりどうでもいい告白ですいません。

スイーツ餃子的クーペルック

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クーペルックってなんやねん(´・ω・`)

2021年2月18日にホンダからSUVの新型ヴェゼルが発表されました。
クルマとしてのデザインの良し悪しは置いておき、ここ数年の珍妙なゴテゴテしいホンダから脱したのは良かったのかなぁと個人的には思います。
でもこのヴェゼル引っかかります。スタイリッシュなデザインとしてクーペルックを採用したとか、これに限らずトヨタのCH-RやマツダのCX-30、海外ではBMW X2なんかもスタイリッシュな所謂クロスオーバーSUVを作ってます。

クーペルックはSUVにとどまらずセダンにも有るんですが、なんかこう中途半端なもやもや感があります。
なんでセダンもSUVも使い勝手をかなぐり捨ててまうん?と聞きたくなります。
みんな使い勝手がいいからSUV買ってるんじゃないんですかい?
あのズングリした無骨な雰囲気がRVの良さではなかったのかと。
それを実用性を捨て去り見てくれだけ真似たところで、餃子をおしゃれにスイーツっぽくしただけですやん、そんなの生八つ橋「おたべ」ですやん。おしゃれなマカロンがクーペだったらクロスオーバーSUVは正におたべですね。おたべ。
ちなみに僕は甘党なのでおたべ大好きですよ。B2爆撃機みたいでかっこいいですしね!

 

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案外おいしい生八ツ橋

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空飛ぶ生八つ橋B2爆撃。

ひょっとしたらオシャレかつスタイリッシュな「おたべ」も有るのかも知れませんが、やはりもやもやが止まりません。

 

クーペの良さはクーペだから

さっきも言いましたがドアが2枚しかなく、屋根が低い不便さだからクーペのカッコよさって有るんですよ。
セダンやSUVの屋根を低くしてウエッジシェイプにしたりして、使い勝手を悪くしてまでスタイリッシュなクーペルックにするなんて、形だけのカッコよさでしょ、クーペのカッコよさに憧れてるだけでしょ、クーペっぽくして不便になってるんだから、素直にクーペ買ばいいのに誰も買わない。解せませんな、クーペの人気の無さが解せん。
とは言え、詰まるところスタイリッシュなクルマとはクーペなのだと、自動車メーカーもユーザーも自白したようなものです。クーペカッコいい。

クーペ有りき。クーペはスタイリッシュと共にあり、クーペとはスタイリッシュであった。クーペはスタイリッシュと共にあった。なんて言葉もあります。(多分ない)
なるほど、ならばセダンやSUV共がクーペを模倣するのも納得です。要するにクーペカッコいい。

でもこのままだとデザインの敗北ですよ、本来セダンにはセダンのカッコよさ、SUVにはSUVなりのカッコよさを掘り起こしていかないと、4ドアクーペもクロスオーバーSUVもクーペのパチもんで終わりですね、それでいいの?デザイナーとしてクルマづくりのプロとしてどうよ?と問いたい。わかりやすく言えばクーペカッコいい。

 

でも実用性は大事ですね。そして結局

そもそもクーペルックなどと吹かしてる車ちっともクーペぽくないです。本格的なセダンの様な堂々たる重厚さもなく、クロカンのハードでタフな頼もしさもなく、もちろん本物のクーペのスタイリッシュさもない器用貧乏なクルマって事ですよね、それでいいのかぁ?
ま、偉そうな事言っても僕も2座より4座のクルマが便利で好きなので、実用性の有り難みは身に沁みます。やっぱ後席有ると超便利ですし、拷問部屋のような後席でもクーペカッコいい。

そんなカッコいいクーペが羨ましくなって、そろそろスタイリッシュを極めたクーペルックミニバンの出現も近いかな?

チョコを見習いクルマを売る

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今週のお題「チョコレート」みたいにクルマは売れるのか

バレンタインデーの時ってテレビやSNSでやたらチョコが紹介されるので食べたくなりません?でも自分で買いに行ったら「皆さん、このオッサン自分で買ってますよ!」とか思われるのが辛いので2月14日は自分でチョコは買わない誓いを立てました。
自意識過剰な甘党のきろです。

チョコ並みにクルマがバンバン売れれば量産効果でクルマも安くなって、スポーツカーも何かの間違いでバンバン作られたら嬉しいなぁ。
いやぁ、クルマのブログをやってる手前、お題と無理に絡めましたが毎度苦しい・・・

 

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チョコと言えば茶色

特にクルマブログに関して意地もプライドも無いですが、懲りずに続けます。
チョコの色と言えば様々ありますがやっぱ茶色ですよね。
茶色ってアースカラーなので暖かみがあってナチュラルな雰囲気があり、落ち着きのある色なのですが実はそれほど人気はありません。
僕はデザインの仕事をしていますが、広告のキーカラーを指定される時に茶色が好みなので是非茶色で」って話は有りませんでした。

とは言えファッションの世界でも馴染みの有る色なので大嫌いって人は少ないのですが、内装はそこそこ有っても外装で茶色クルマって見かけませんよねぇ。
理由は単純、やっぱり不人気色だからです。赤、青、緑、黄色の様に派手で嫌われてるというよりは、好きか嫌いかと問われるとなんとなく嫌い、更に突っ込んで言うと好きとか嫌と言うよりどっちでもいいってポジションで好かれてません。色も地味なら好かれない理由も地味ですね。不憫です。

 

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リセールに大ダメージを与える不人気色の赤や黄色でもスポーツカーのイメージがあったり、ジャガーをはじめ英国車は緑などが結びつくのですが、茶色イメージのクルマって?う〜ん、さっぱり思いつきません、茶色のクルマってなんだか錆びてる感じがダメなんでしょうか?せいぜい似合うのは戦車くらいですか?やはり茶色、クルマとは縁遠そうです。

とは言え茶色の車って見ないわけですから、売れてる人気車の場合、ショッピングモールの駐車場で何台もある中一発で自分のクルマを発見できる嬉しい特典つきなので、お好きなら便利な色ですよ。

 

バレンタインデーで爆売れするチョコ

チョコはバレンタインデーでなくとも日常的に売れてるのですが、クルマは高価なためそう容易くは売れません、そもそもそんな何台も要らないのでバカスカは売れませんよねぇ。
都会生活の人なら電車が便利なのでクルマは要らないって人も居ます。
しかし!それはクルマが便利な道具的立ち位置だからですよ、ここはバレンタインデーでチョコを買うように、クルマを買いたい理由を無理やりこじつければいいのでは?

バレンタインデーに関わらず、節分の太巻き土用の丑のうなぎなど「記念日商法」って日本人は好きなのか、いい感じに効きそうじゃないですか?
チラシでも見ますよね「毎月29日は肉の日」みたいな奴ですよ、え?みんな食べ物の話じゃないかって?確かに!
でも食べ物以外なら母の日のカーネーションだってあります!ま、そんなに売れてるイメージもないですけど。

 

 

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車が買いたくなる記念日

記念日商法でクルマを売り倒すには何かネタを仕込みたいところです。ちなみにクルマって2月〜3月が一番売れるようなので仕掛けるならこの時期ですね!
そこで目をつけたのが2月25日です。この日はWRCプジョーの監督の後フェラーリF1チームの監督も務めた現FIA会長ジャン・トッド氏の誕生日です。
個人的には大アリですが大半の人には誰やねん記念日ですね。ブレイクするには足りない要素が多すぎて難ありです。

実は愛車の日ってのも有るんですが5月25日ですし、そもそも外車の代理店であるヤナセが勝手にでっち上げた日なので、マニアにだけは有名なジャン・トッド氏をも上回る要素不足。

 

結局費用がネック

もっともこんな小手先で車が売れるのなら自動車メーカーも苦労しないですよね。
でも単純に車が売れないのはクルマの必要性の問題以前に、お金がかかり過ぎるのが大きな要因でしょう、とりわけ税金が安くなればクルマは今よりは売れると思います。

自動車の税金は車だけでなくガソリンも含め、盗人に追い銭レベルで取られ過ぎなのでなんとかして欲しいです。と僕の心も叫びたがっています。
まぁ結局はお金の話になっちゃうという2月らしい甘くも無く寒い話でした。

自室の中心でITを適当に叫ぶ

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お題「#この1年の変化 」ですがお金が貯まった。

やはり新型コロナでリモートワーク化した事で無駄な出費が減ったって事ですね。
そもそも出歩かなくなりますし食事も家で作って食べます。以前はわりと会社帰りにコンビニで買い食いしてたのでその分も浮いちゃってます。ちなみにナナチキが好きです。
家にこもると度々銀行に行くのも面倒になったので、給料を全部下ろして手提げ金庫に入れてた結果、札束ばっさばっさとなって成金マインドになりましたよ。(すいません盛ってます。安月給なので・・・)

 

こうやって露骨に現金が貯まると頬も緩もうというものですが、僕みたいに家にこもってお金使ってない人が多いと、結局経済回ってないんで素直に喜んでいいのかとも思います。
とは言えリモートワークって日本じゃさして普及もしてないので、家に札束が増えた人は少なそうですね。
パソコン1つでペチペチ仕事できる人はもうリモートワークでいいとは思うんですが、どっこい旧来の日本人のモーレツ体質がそれを良しとはしなさそうです。


会社でバタバタしてるのが仕事かよ

皆さんの会社で見ませんか?勤務時間内にガッツリやれば帰れるのに無駄に遅くまで会社に居残って仕事をし、それを満足そうに見てる経営者。
勤務時間よりも1時間も早く出勤して何やってるのかわからない社員、その早出しただけの社員を満足そうに見てる経営者。
社内をあくせく社員が動いてるとなんか安心するのか、古典的ハッタリモーレツ体質好みの経営者が支配する中小企業には多くありそうな光景では?
こんな経営者達は社員が家にこもったりすれば不安で、リモートワークなんて実施したら気が気じゃないんでしょうね。

古い体質と言えばアナログ信仰もヤバいですよね。IT化とかデジタル化とか20年前から言われてましたけど、リモートワークが推奨される世の中になっても移行できてないのは、こういった経営者が多いってのも一因なんでしょうね。
あれ?札束貯まって喜んでる僕もアナログですやん!!!!

 

今のものづくりはソフト

モノづくり大国日本と言われてましたが、今や何やら旗色も悪く、時代はハードからソフトに移り変わったのに、目に見えて動くさまがなんとなく分かるハードウエアに固執しすぎたのも敗因やも?
今のモノづくりで先頭を走ってるApple、Microsoft、Google、Amazon、Facebookなど有名IT企業に割って入る日本企業ってどれでしょう?NEC?SONY?NTT?楽天?なんかピンとこないですよね。
挙げ句そのハード的なモノづくりも日本の技術を吸収した中国に押されそうでやな感じです。

 

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さてもう一つの日本の基幹産業と言えば自動車なんですが、これはどうでしょうかね。
HVこそトヨタが先行し大成功を収めましたが、すでにEV時代になりつつあり、これまたアメリカの新興企業テスラが各自動車メーカーの頭を飛び越え先んじてしまいました。

ちなみにテスラ社の名は有名なエジソン氏のライバル(というか敵?)であるニコラ・テスラ氏から取ったそうですが、そのエジソン氏の作ったGE社に株価で大差の勝利をしており、テスラ氏とは縁もゆかりもない代理戦争ではありますが、あの世でテスラ氏もニッコリでしょうね。知らんけど。

話をEVに戻しますが、個人的には日産が気炎を吐いてる感があるんですが、世界的に見れば苦戦してるようですね。
今の車ですら電子デバイス満載でソフトとハードの両輪が求められる中、IT系はちょっと舌に合わない印象の有る日本企業がどう巻き返すのか期待したいです。

 

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これはイメージでトヨタ関係ないです・・・

日本の自動車メーカーの逆襲なるか!

もはやハード的に性能のいい車だけ作っててもダメな時代になってる気もしますが、そんな中トヨタが発表したコネクティッド・シティプロジェクト(ウーブンシティ)はネットワークの実験を街まるごと作ってするそうで、順調なら2021年から着工だそうです。
自動運転やロボット、家などがネットワークで繋がる「わかりやすい未来像」感の有る実験都市のようで、SF映画もかくやと言った展開です。

ここは実験場でありながら実際に人が住む事で、市場に展開させずとも色んなデータを取ったり試験出るのが味噌だとか。
ここで面白そうなアイデアや技術やビジネスモデルが生み出されて、日本企業ここにあり!強かった時代を取り戻すぜ!となって景気も上向けばいいですねぇ。
もちろん画期的なクルマもです。

と個人的な1年の変化は家の手提げ金庫に現金が貯まった程度のアナログ的貧相な話を、なんとか無理やりITっぽいデカイ話に捻じ曲げてみました!
いやぁ苦しい苦しい。

 

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中古車だけが知ってる思い出

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みなさんは新車派ですか中古車派ですか?別にお金があっても新車で売ってないクルマになると中古車になっちゃうんですが、僕は単にお金がないから中古車派です。
ぶっちゃけ新車で買ったことがあるのはバイクだけです。

 

中古車から透けて見える前オーナー

中古車は当然自分が買う前に誰かが使ってたんですが、それが気になって嫌!だから絶対新車がいいって人も結構いるようです。
まぁ僕も気になるっちゃぁ気になるんですが、どちらかと言えばまともにメンテされてたか?ってのが気になりますね。

 

端々から見つかる前オーナー情報

中古車嫌いが「気になる」部分ですが、所謂前オーナーの影ってやつですか?
それは初めて買ったコロナクーペから見ることができてました。
なにげに見た車検証に納税証明書が入っていたので大阪の車だとわかりました。
ま、それだけだったんですが、こんな事でクルマの過去がわかるのかと当時は思っただけでしたが、次に乗ったクルマはもう少しだけ推理の楽しみが残ってました。

そのクルマはU12ブルーバードで納車記念の車内掃除をしてると、シートの下から聞いたこともない名前のスーパーのレシートと小銭が出てきました。
内訳はちょっと忘れちゃったんですが、なんか食品何点かと半角カタカナで略されてなんの商品だか分からないものが一点あり、しばらく掃除を忘れて商品名の推理に夢中になってましたね。
今も思い出せないので、きっと商品名の謎は解けなかったのだと思います。
ちなみにレシートの住所は兵庫県明石で、そこで買い物でもしたんでしょうか、明石焼を買ったり中華街にいったり姫路城にも行ったりしたんですかねぇ。

 

 

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衝撃的なRX-7の車検証

一番驚いたのがRX-7FC3S)でしたが、ある日何気に見た車検証にもろ前オーナーの住所も名前も記入されたものが入ってました!なんで????個人情報ダダ漏れやべぇ!
普通は陸運局に回収されるんじゃなかったでしたっけ?よくわからないんですがビビったのを覚えています。

謎が溶けた屋根の傷

実は僕のFCには屋根の四隅に四角の跡が付いていて、掃除のたびに何だこりゃ?と気になってたんですが、その車検証から長野県育ちだったってことが判明しました。
つまりこの屋根の傷というか跡はルーフキャリアを付けてた時の痕跡だったんですね。
なるほど、だからこのFCは寒冷地仕様でデカいバッテリー積んでたのかと納得。

 

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きっとこのFCはルーフにスキーやスノボを載せて、雪山をドリフトしながら登っていったんだろうなぁ、と、ちょっと雪道を疾走するRX-7の姿を想像しちゃいましたね。
今ならFRで雪山とかガッツ有るなぁって話でしょうけど、FCが現役の頃はきっとFRでスキーに行ってる人も多かったんではないでしょうか。

ちなみに僕の直近の愛車だった RX-7FD3S)は、失禁するほどヤバいやっつけ修理が施してありなかなかスリリングでした。
マツダスピードのフルスケールメーターや、同じくマツダスピードのマグネシウムホイールなど、なかなかイカしか改造がされてて好きだったんですけど、裏表が激しいやつでした。
あのクルマは1999年のクルマなので何人の手を経て、どこで誰が何をしたのか調べ甲斐のある面白い素材だったなぁ。
色々有りすぎて割愛しますが、中古車タイムスリップ、ちょっと癖になりますよ。

 

物言わぬ中古車が語る思い出

なんとなく僕の買った中古車達の思い出を覗き見てちょっといい話感出てますが、一歩間違うと怖い話でもありますね。
鋭い人なら僕以上にそのクルマから色々探るんでしょうし、気をつけたいもんです。

だから中古車は嫌なんだって人の声も聞こえてきそうですが、それも買ったクルマの思い出かなぁと、僕はFCの屋根の傷も理由がそれなりに判明してからは特に気にはなりませんでした。
いずれ僕もクルマを手放し誰かの手に渡れば僕も前オーナーとなって、僕みたいな人がそのクルマから思い巡らすんだなぁと思うと、うーん、怖い!やっぱ気をつけよう!

復活のロータリースポーツ

2年前にRX-7が盗まれた時に捜索のツイートしたんですが、そのツイートの頭が「昨日の21時から・・・」という書き出しだったので、最近盗まれたのかと思われるのか、2年経っても時折リツイートされてました。

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流石にこれは申し訳ないなぁと思いはじめ、出だしを「2019.5.30の21時から・・・」に変えて再アップした所、これまたむちゃくちゃリツイートされてしまい3200程リツイートされました。
最初に上げたのはリツイート数が5600件だったので、これなかなかすごい数字ですよね。

 

やっぱRX-7は違う

これでつくづく痛感したのはRX-7の人気って凄まじいなぁと。
もちろん盗難事件のツイートなので、盗難に問題意識のあるクルマ好きの人が多いって事なんでしょうけど、やっぱ3代目RX-7FD3S)の人気の賜物なんではないでしょうか?
こんな不幸な出来事でRX-7の人気を再確認するのも皮肉な話なのですが、この人気ってやっぱ今は希少な車だからってのもあるんでしょうね。

 

 

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RX-7がなくなったのは残念

排ガス規制や景気の動向やアメリカの保険制度の問題などに揺れ動いて、RX-8が登場しましたが結局は後が続かずロータリースポーツは消えちゃいます。クルマって消えると復活が大変なんですよねぇ、とりわけスポーツカーは尚更です。

そんな中、11年ぶりに復活したNSXや17年ぶりに復活したスープラはまさに奇跡ですね。

 

 

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ロータリースポーツ復活?

僕はマツダが直6エンジンとFRシャシーを発表した時これでクーペを作って欲しいと思ってました。
やっぱロータリーエンジンを取り巻く環境を考えると直6の方が現実的ですからね。
ところが、2021年の2月6日にネットでマツダがRX-9の開発を承認したという記事を見つけちゃったんですよ!
直6FRクーペでも無理かもなぁと思ってただけにこれは衝撃でしたねぇ。

とは言え公式発表ではないので真偽は定かではありません。

 

もしRX-9が出るとしたら

2030年にはエンジン車が売れなくなるなんて噂もある中、RX-7の様な純粋なロータリーパワーだけで突っ走るクルマは出せそうもないので、多分HV(ハイブリッド車)になるんでしょうね。
新開発の16Xターボ+モーターといったところでシステム出力400〜450馬力くらいでしょうか?

 

気になる価格なんですが、もしRX-7でなくRX-9って名前なら純粋なスポーツカーであるRX-7ではなく、カジュアルで快適なロータリースポーツのRX-8でもなく、その上のラグジュアリーな高級スポーツになりそうです。

そもそもRX-8が4ドアなのもアメリカでは2ドアの保険が高かったというのが理由なので、今回はそんな事を気にしない富裕層を狙うのではないでしょうか?
そうなればエンジンとモーターで重くなろうが、快適な室内のために大きくなろうが問題にはなりませんからね。
今の車で言えばレクサスLCとかインフィニティQ60辺りの路線の車のような気がします。

色々考慮しても価格は800万円スタートってところですかねぇ。(うっ高い)
要するにユーノスコスモの復活ですね。ただマツダは今ネーミングを数字にするのが好きなようなのでコスモって名前の復活はなさげかな。

 

マツダブランドでどこまでいけるか

かつて日産はMID-4というスポーツカーを発売前提で開発しながら計画を中止しました。

 

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まだ日本も世界もそんな景気の悪い時期でもなく、クルマもデザイン・構造ともにいい出来のスポーツカーだったのですが、これを作るための投資がかなり厳しく断念に至ったようですね。ただ、もし出たとして日産ブランドでフェラーリやポルシェに太刀打ちできるか?って部分もあったのかも知れません。

実際現行日産GT-Rは凄まじい高性能で世界的にも人気がありますが、ポルシェ、フェラーリランボルギーニの一角を崩せてませんし、ホンダNSXもやはりフェラーリブランドの前では今一歩及んでない感はあります。
そう考えるとマツダブランドでレクサス、BMWジャガーメルセデスの高級ブランド相手に富裕層の食指をどう動かすかは課題ですね。


僕としてはRX-7で!

個人的な欲で言えば、FD3Sのスピリッツを活かして徹底的な軽量化をして、HVでありながらも車重を1400kgは切るスポーツカーを作ってRX-7の名前で出してほしいです。
マニュアルミッションにこだわりのあるマツダですから、この辺もバッチリ押さえてマニアの期待にも応えてくれそうです。

ただRX-7の名前は独り歩きしすぎましたよね。新型スープラが出た時もそうですし、スカイラインも出るたびに小姑の小言のような雑言に晒されてます。
そう思うとRX-7って名前で出すのなら相当の覚悟が要りそうです。あああRX-7が消滅してなかったらここまでイメージも大きくならなかったかも?

などと死んだ子の歳を数えるのも詮無い話ですが、ロータリースポーツは出ても出なくてもハラハラドキドキワクワクさせてくれますねぇ。

 

 画像出典Wikipedia

RX-7
RX-VISION

おにキャン△

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今週のお題「鬼」ですか、鬼と言えば「鬼キャン」ですね。

知らない人の為に説明するとクルマのタイヤにはキャンバー角というのがあって、この角度をマイナス方向(ネガティブキャンバー)にするとタイヤが正面から見てハの字に傾きます。
JKキャンプの話でも鬼滅の話でもなくてすいません!

 

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鬼キャンのイラストです。

これを極端につけて、誰が見てもサスペンションが折れて見えるほどにタイヤを傾ける戯れを鬼キャンと言います。
何が鬼って?そりゃ鬼ほどキャンバーを付けてるからです。キャンバーの付け方が鬼がかってるって事ですね。

 

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ネガティブキャンバーにする理由

そもそもなんでキャンバー角をつけるかというと、クルマが高速旋回するとロールや荷重によって左右のタイヤの接地面積が偏るので、最初から角度を付けておけば踏ん張れるという話です。(むっちゃザックリです)
つまりタイヤのグリップをうまく使うために細工をしたのが始まりですね。

 

高速道路で遭遇したくない鬼キャン

ではそれをやりすぎれば・・・当然クルマのタイヤはバイクの様にバンクする事を想定してないので正面(進行方向)から見て丸くなっておらず、傾けていけばグリップ面は中央から端へ偏っていきます。
極端なことを言えばからになればそりゃ接地面積減りますよね。
そうなるとタイヤは本来の仕事ができなくなります。

一昔前の例えですが、バイクのタイヤの接地面積は名刺一枚分、クルマのタイヤの接地面積はハガキ一枚分と言われてました。
今は両者ともタイヤの幅も広くなっているのでもう少しあるかも知れませんが、これを基準とすると無茶な鬼キャンにしちゃうと、当然ハガキ1枚分の接地面積がバイク並みの名刺1枚分に減っちゃうんですよね。

そうなれば大雑把な話ですが、バイクの車重が280kgだとすると片輪で担当する重量は140kgとなります。
そして車の場合、車重が1600kgだとすると片輪で受け持つ重量は400kgです。
極端な鬼キャンにしちゃって接地面積がバイク並みだったとしたら……、本来ハガキ1枚のところを名刺一1枚で400kgを担当するって事ですよ。

つまり280kgのバイクが同じバイクを2台背負って走るようなもんで、これ急ブレーキで止まれると思います?
それだけでなくタイヤの一部だけしか接地してないので、偏摩耗を起こし極端にバランスも崩れますし、タイヤの減りも無茶苦茶早くなって最悪バーストですよ。

挙げ句に鬼キャンのクルマは地面にめり込んで見えるほどこれまた鬼がかった車高短で走ってるので、サスペンションが機能してるのかも疑問ですし、下手すりゃギャップでマフラーどころかデフが地面と接触してるのではないのかと?
それはなくてもやっぱ見てて不安ですし、兎にも角にもタイヤの健康状態が心配です。

だから高速走行を目的とした高速道路で遭遇したくはないんですよね。

ま、極端なネガキャンのクルマが高速道路走ってるの見たことないですけどね!

 

クルマに興味なければ皆同じ

以上の理由で鬼キャンや無茶な車高短のクルマって見てるだけでも心臓に悪いんですが、ま、乗ってる本人が何かあった時に自分の責任において解決できるのなら、外野の人間がとやかく言うことではないですね。
でも僕はその手のチューニングがクルマの性能を落として見えるので正直好きじゃないです。
性能をスポイルする改造に意味はないとは言いませんが、見た目もまったく好きではないので僕には別世界です。

その昔、僕の勤めてた事務所に出入りしてた営業の人が僕をスカウトしに来た時こう言いました。「きろさん、うちの会社に来てくださいよ、きろさんと同じ様なクルマに乗ったクルマ好きもいますから楽しいですよ!」と。
ちょっと気になったのでどんなクルマ?と写真を見せてもらったら日産シーマのそれはそれはご立派な鬼キャンのVIPカーでした。
※差し障りがあるのでVIPカーの写真は載せません、気になる方は検索してください。

ちなみに僕のクルマは赤の2代目マツダRX-7(FC3S)で、確かにカヤバの車高調で車高は落としてたのですが、見せてもらったシーマは最低地上高が5cmもなかったんですよ、僕のは車検に通るので9cmはあるんですけどねぇ。

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これが僕が当時乗っていたRX-7です。

その時は一緒に見えるのかぁ、そりゃクルマに興味なきゃどっちも排気音の喧しい車高短のクルマだよなぁとちょっともやもやしました。

それからですかね、僕も似て非なるモノを同じように語ってはなるまいと思ったのは。
例えばパンクとヘヴィメタとか、アイマスラブライブとか、艦これとアズレンとか、夢女子と腐女子とか・・・

え?それはちょっと違いますか???