今日も暖機運転・・・(ヽ´ω`)

車が好きでブログをはじめました。特に根拠もなく妄想をゆる〜く書いてみます。

エンジン好きは電気自動車の夢を見るか

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ありきたりなタイトルですいませんm(_ _)m

ちょっと前に僕もブログで書いたんですが、2030年にガソリン車が発売されなくなるって話。
まぁこれ正式発表ではないようですが、これ以降音沙汰のないのが不気味ですね。

それより興味深かったのはクルマ好きの人達の、この流れからのEVへのアンチっぷりでした。
特にスポーツカーが好きな人ほどそのボルテージも高かったですねぇ。
なんか昔の禁煙ブームの時の喫煙者のような勢いで、まさにエギゾーストのごとく気炎を吐くって勢いでした。

そこまでEVが嫌いならスープラや新型Zに文句なんて言ってる場合じゃないですよね。というか有り難くって涙がでませんか?
え?それとこれとは話が別??うぅむ、深遠なる趣味の世界ですねぇ!


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モーターはクルマに興味がなければいい事ずくめ

まぁEV全盛時代になればエンジンが逆行してるのは間違いないんでしょうけど、そういう数の話ではなくてスポーツカー好きの琴線に触れるものをEVは持ってないって事です。
エンジンの魅力はクルマに興味のない人にはネガでもクルマが好きな人にはチャームって事ですよ。

要するにEVのメリットでありエンジンのデメリットな部分をクルマ好きは愛してやまないのですね。
少し前のブログでも書きましたが、クルマの味なんて言われるのは大抵欠点だったりするので、モーターはさぞや優等生でつまらんのでしょう。
即ちクルマ好き(エンジン好き)の感性は時代に逆行してるって事ですね!

 

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その欠点の楽しさとは?

特に言わなくてもお分かりとは思いますが、ここまでダラダラ書いたので勿体ぶらずにその根拠を述べでみたいと思います。
まぁ僕の勝手な推論なので「違う!」とか思ってもスルーしてください。

 

その1:音

モーターはエンジンほどノイズも出しませんし、もちろん排気ガスを出さないので排気音も出ません。
タービンのヒューンって音や吸気音、カムのメカノイズ、甲高いエギゾーストノートなどまさにエンジン車の旨味ですが、今の時代騒音は嫌われます。余裕で欠点ですね。

 

その2:振動

これもないに越したことはないと思うんですが、アイドリング時の細かい振動やバイクならシングルやツインなんかは、この振動が味で良いんだって人も多いです。ロングストロークのエンジンも独特の振動がありますね。とは言えそもそも振動なのでやっぱ欠点ですね。

 

その3:フィーリング

昔の2サイクルエンジンやターボ車のようなパワーバンドに乗った瞬間のあふれるパワー感や、NAエンジンの突き抜けるような吹け上がり。高回転型やトルク型でフィーリングが違います。これも味ですが一瞬で最大トルクを出せるモーターから見ればこのラグタイムはやっぱ欠点ですね。

 

その4:レイアウト

これもクルマ好きにはこだわりですね。スポーツカー好きにはMRだ!いやFRだと好きなレイアウトの楽しみがあります。エンジンがでかく重いので副産物的に発生した事なんですが、モーターだとインホイールモーターが実現すればFもMもRも無いですね。
モーターやバッテリーはエンジンよりレイアウトの自由度が高いので、やっぱエンジンレイアウトで楽しめる味も結局は欠点となります。

 

その5:匂い

クルマって臭いですよね。だがそれがいい。古い車になればなるほど臭いです。
排ガスの匂いやエンジンオイルの匂い、クラッチの焼ける匂いや給油時のガソリンの匂い。
EVにも匂いはありますが、エンジン車ならではのこの匂いがたまらんって人多くないですか?でもこの匂いが「酔う」といわれたり・・・やっぱ匂いですから欠点ですよね。

 

適当に書きましたがモーターと比較するとこれだけの欠点があるんですが、これがまたエンジンのエンジンたらしめてる部分で、楽しさって事なんでしょうね。

こうやって見ればエンジン車好きが時代に逆行してると思われても仕方ないかなぁ?

 

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もちろん現状最大勢力のエンジン車ですから、EVに比べると航続距離やインフラなどメリットも多いです。
でもEVだってそれなりに面白いと思うんですよ、瞬間に最大トルクを発生する走りは峠で流すだけでも存分に楽しめそうですし、自由自在なレイアウトはMRやFRなどと違うコーナリングの面白さを提供してくれるかも知れませんよ。

2サイクルエンジンが消えたようにエンジン車が買えなくなる日はそう遠くなさそうですね。
それがいつになるかは分かりませんが、それまでの間に嫌っていうほどエンジンを楽しむしか無いですね!そしてついでにEVの楽しさも見つけ出して楽しめば、来たるべき未来のカーライフは2倍お得かも知れませんよ。

 

 

ニュースタイル納税

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今週のお題ふるさと納税」ですか!

あんま稼ぎが良くないのでそんな事考えた事なかったですね。
一時期はエアガンを返礼品にしようとしてなぜか炎上してた地方があったり、泉大津市総務省相手に裁判でバトルしたりしてましたねぇ。

色々な騒ぎにはなってましたがこういう姿勢っていいですよね。だって税金は黙ってても貰えるもんだって思わなくなるでしょ。

 

公務員の意識は分かりませんが

公務員の人って自分の給料の財源とかに思いを巡らすことって有るんですかね。
僕はあんま気にしてない人多い気がします、だって必死になってお金を稼いでる民間企業の社員にだって、自分の会社の業績とか気にせずなんとなく給料もらってる人居るでしょ。

そんな中、ふるさと納税でいろんなアイデアを出してちょっとでも潤おわそうって思うのって良いと思いますよ!

かなり昔僕は某税務署に自動車税を払いに行った時に、奥で50代くらいのオッサンが机に乗っかってポケットに手を突っ込みながら茶を飲んで談笑してるの見たこと有って驚きましたよ、こっちから丸見えなのにその態度は無いだろうって思いましたね。
あの態度は僕ら納税者のことなんとも思ってないって現れでしょ、銀行や病院の受付でそんな態度の人見たことあります?

 

色んなアイデアが有って面白いですね

ふるさと納税はそういう意味では「工夫すれば納税してもらえる」って気持ちにちょっとはなってんじゃないでしょうか。
色んな方法で少しでも税収増やそうとアイデア絞って、それで返礼品で納税者も潤うんならまぁいい関係ですよね。

とは言えふるさと納税返礼品有りきなんですよねぇ、結局みんな商品に釣られて納税してるんですから、役所としての公共サービスに直接繋がってないのは残念です。

 

ふるさとではなく省庁へは?

そこで思ったんですが、払う税金の一部をふるさと納税みたいに各省庁に直接落とせないかなぁとか思うんですよ。
法律的にふるさと納税みたいに簡単に行かないのかも知れませんが、頑張ってほしい省庁ってありません?

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最近は災害も多いですし助けてもらった自衛隊に納税したい!と防衛省や防衛装備庁へ納税とか、帰りにうどん食っただけで叩かれるとか可哀想過ぎる!と総務省消防庁へ納税するとか、そうすれば各省庁もやる気が出て頑張って公共サービスも充実しませんかね。
とはいえ大々的にアピールできない所は割りを食いますし、現場の人にこの気持が届くのかも微妙ですね。・・・やっぱダメかなぁ。

 

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僕はクルマやバイクが好きなので、国土交通省あたりがこれでむっちゃやる気になってくれて、道路行政を中心に自動車の環境が良くなったり、他に警察庁だったら予算が増えて人員や装備増で犯罪者の検挙率が上がったりとかならんですかねぇ。

毎年どこの省庁が納税額多かったとか発表されて、ランキング結果とか見られたら結構楽しくないですか?

因果応報のカウントダウン

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世の中って事件や事故が起こるとその原因を何かのせい」にして、それを封じ込めようとする風潮がありますよね。
まぁ中には良い場合も有るんでしょうが必ずしも良いとは思えない場合も有りませんか?そもそもそんな短絡的な規制論に乗っかると脳死しちゃいますよ。

僕個人としては罪は本人にみに追求しろよ派なので、「〇〇が罪を犯したのは環境がー、社会がー、道具がー」とかいう言い訳を聞くとヘソで茶を沸かしちゃいますね。

だってやったのそいつでしょ?子猫程度の知能で物事の善し悪しがわからんとか、誰かに脅されて仕方なくならいざ知らず、やっていかどうかわかった上でやってて、挙げ句に捕まってから罪を分散させようとか虫が良すぎだね。

 

 

 

 

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道具は勝手に事故を越さない

なにが言いたいかというと事件や事故が起こった時に使われた道具をすぐ規制したがるじゃないですか、例えばナイフ。これが妖刀村雨よろしく人を斬りたくなる感情を高ぶらせるのならいざしらず、それで傷害事件を起こしたのは事件起こしたそいつの問題でしょ。
だからって武器を野放しにしろって言ってるわけじゃないですよ、罪の所在の話をしてますんで。
この話ってクルマやバイクでも同じですよね。臭いものに蓋をする様になんでもかでも規制するのはその場しのぎじゃないですかと。

 

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クルマの世界で問題視されてるのは

さて、最近のクルマの問題と言えばやっぱ高齢者の事故ですね。中にはクルマ好きを自称する人ですら「老人が乗れるクルマが悪い」や下手すりゃAT車が悪い」とか言い出す始末。

ちょっと待てよと、それって乗り手の問題でしょ?暴走させてるのはドライバーですからね。
排除するんならドライバーでしょ、で、ここでまた過激な話が出るくるんですよ「年寄りから免許を取り上げろ」って、それも違いますよね。

結局それじゃ道具の規制と同じで十把一絡げなんですよ。
歳をとって運動能力や視力、判断力が衰えたと自覚して車を降りなきゃならない人は自らそうしないとダメなだけです。それが教育ってやつです。
え?そんな便利な免許を自ら手放す自分に厳しい人達がいるかって?居ると思いますよぉ。

 

どんな人達か気になりますか?

それはどんな人達かというと40年ほど前に懸命に「三ない運動」をしてた人達ですね。
1980年代に高校生の親だった世代の人達なので、高校生の親って大体30代後半から40代後半くらいでしょうか?あれから40年、もう今を騒がす高齢者ドライバーとなってる人たちも多そうです。


空前のバイクブームだった80年代に湧いて出た三ない運動とはなんぞや

言うのもアホらしいんですが知らない人の為にいうとバイクの免許を取らせない、乗せない、買わない」で三バカ運動、いや三ない運動と呼ぶそうです。

嘘か本当か中には十ないとか十五ないとかあって「バイクを見ない」とか有ったそうです。いや流石にこれは嘘でしょうね、こんなの考えるやつってただのアホでしょ。再度言いますがアホでしょ、こんなアホがこの世に存在するとは思えないのでこれは噂だと思いたい。

 

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バカバカしいですが三ない運動を雑に説明します。

「バイクに乗ったら不良になるからぁ、バイクに乗ったら事故を起こすからぁ、だから乗っちゃダメだからぁ、興味持っちゃダメだから」って事らしいです。思考のレベルが低すぎて引きますね。
そもそも国が16歳で自動二輪免許を取れるって認めてるのに、こんなアホな理由で禁止したら国の判断は間違ってるって事ですか?じゃ国に裁判でも起こして文句言えよって言いたくもなります。

 

学生はバイクに乗るのはふさわしくないって?

また、学生の本分は勉強だからバイク乗るのはふさわしくないとかいう人も居るんですが、なるほどじゃぁサッカーも野球も同じですね。バイクだけ教育に良くないとか理由になってないですよ、お前らこそもっとバイクのこと勉強しろよ、そしてそれを子供に伝えれば?と思います。
交通社会の一員となってルールを守るべく行動するって、これは情操教育にならんのですかね?そこを教えろよと。

大体日本の4大バイクメーカーって世界最強ですよ?今だって世界最高峰のバイクレースMotoGPなんて11チーム中5チームが日本車です(2020年)、シェアだって1位ホンダ、2位ヤマハと日本メーカーなんです。3ない運動してた頃のGP500なら活躍してたマシンはほぼ日本車でした。

 

まぁでも言いたいことはよく分かる

今でも3ない運動ってやってるようですが、ものづくり日本と言いながら世界に冠たる日本のバイク産業に理解を示せないのは嘆かわしいですね。

とは言え、乗るなと言われてもこっそり乗るやつや、自分の技量もわきまえず暴走するやつはいます。
事実80年代の若者のバイク事故はそりゃ結構なもんでした。で、出てきたのが3ない運動で「危ないから乗るな」とばかりに運転する権利を取り上げたわけですね。

危ないやつに運転させなきゃ事故も起こさないって事でしょうね。なるほどなるほど。

そんな事を口から泡を飛ばして規制にやっ気になってた人達も、今や世の中を震撼させる高齢者ドライバーのドアを叩いてますね。
ちなみに高齢者の交通事故死者数は平成元年から突出して伸びだし、平成5年あたりでは16-24歳の事故死者数を逆転して今やダントツのぶっちぎりワーストワン事故死亡率です。この数字は単なる交通事故ですが、運転中の事故のデータもありますので、リンク先の資料を御覧ください。(内閣府発表の資料より)

 

 

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80年代に若者から取り上げたのなら今度は誰の番?

お前ら事故をこす危ない存在だから運転するなと妙な運動を展開し、バイクに乗る権利を取り上げた運動家の皆様方、今度はあなた達が危険な高齢者ドライバーになちゃいましたね。
何と言っても当時ターゲットだった高校生より運動神経も反射神経も劣っちゃってますから。

もちろんだからって三ない運動をやてった人達のように有無を言わさず車に乗るな、免許を返納しろとは言いませんよ、だってあの人達は人には危ないから乗るなと強制してきた人達なんですから、きっと自分が「事故を起こすかもしれない危険なドライバー」となった場合、誰よりも自分に厳しくそれを自覚し、強制などされずとも免許や車を手放す事でしょう。過去に他人にそういう事をしてきたのだから、誰よりも進んでやってくれますよね!三ない運動家の皆さん!
自らを律してそうしてくれないと言ってる筋が違ってきますよ。

と、これが自ら危険と感じ素直に免許返納をするであろう、僕が予想する高齢者ドライバーの方です。

ふう、ちょっと熱くなって調子に乗りすぎましたね。もうこの辺でやめときます。
僕も人様のこと言えるほどの人間じゃあないですからね。

では、皆様も年齢に関係なく安全運転を心がけてお気をつけください。

kiro0315.hatenablog.com

大人になった気になった

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今週のお題「大人になったなと感じるとき」

友達からブログやるんならサボっちゃダメだよと言われたのでお題に乗っかります。

大人になったと感じる時もクソも僕は「いいオッサン」なので、もちろん絶賛大人真っ最中なのです。そんなオッサンが大人を感じちゃまずくないですか?
という事なので、反則かもしれませんが大人に憧れてた話でもします。


クルマメインのブログなので

とりあえず無理にでもクルマに絡めたいと思います。
ちなみに最近の若い人って大人になるって事に憧れたりするんですかね?僕はありましたよ。
学生の頃「ベストモータリング」ってビデオを借りて観てたんですが、そのビデオの中のCMにコロナクーペというトヨタのクルマが有りました。
なにげに観てただけなんですがそのCMが何故かツボっちゃったのです。

 
大人なCMの内容

ドメニコ・モドゥーニョカンツォーネ「Nel blu dipinto di blu(邦題:ヴォラーレ)」をBGMに、ワインレッドのコロナクーペにカップルが颯爽と乗り込み、「人生を楽しむには、一台の美しいクーペが必要です」とナレーションをバックに山道を走り抜けます。
妙な回転アクションでスルリと車内に乗り込む男性に、「それはない」と思いつつ惹き込まれ、当時の僕にはCMの二人は大人でした。

普段からあまり深く考えない僕は「人生を楽しむ!ああああこれが大人かぁ」ってなっちゃっいましたよ、このクルマに乗れば大人なのだとまんまと思い込み時は流れます。

この一件を覚えてたのか運命だったのか、初めて買ったクルマはトヨタ コロナクーペでした。
もちろん最大の理由は安かったからですが、マニュアルでクーペ、コミコミで50万円切ってたので札束握りしめて中古車屋ダッシュ!当然脳内でのBGMはヴォラーレでした♪

 

 

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僕のMy 1st Car コロナクーペです。

あいにく大人な二人が乗ってたワインレッドのクーペではなくホワイトでしたが、フルノーマルで走行距離も40000キロちょっとで状態もよく、そりゃもう元気に走りましたね。
当時はマニュアルを運転するのが楽しく毎日意味なく乗り倒してました。

 

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そして大人へ・・・

当時はバイク小僧でしたがやっぱクルマに乗ると大人に・・・
なりませんでした!
人間そうそう変わりませんよね。友達と一緒にあちこち走り回っていて、CMのカップルのように都会で華麗にコロナクーペに乗り込み山道を駆け抜けることなく、むさ苦しい男どもを乗せ続けました。

 

でも気分は大人でしたね

傍から見ても今思い返しても大人と思えた事は無かったですが、一人で夜の高速道路や神戸を走ってると脳内では一端の大人気分でした。
人気者のセリカやカリーナEDと兄弟車のはずなのに不人気だったビデオのCMのクルマ、あの日見たクルマの名前を僕ははっきり知ってます。そう、その名はコロナクーペ。
僕のノッチバック好きを決定づけた大人気分なクルマの話でした。

90年代のクルマの楽しさ

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今と昔、どっちが楽しい?

SNSを見てると90年代の国産スポーツカーって人気ありますね。と、同時に目にするのが「今の車はつまんない」って言葉です。
でもこの言葉は90年代当時も言われており、実際90年代のクルマは電子化が進み「昔のクルマのほうがマシンと対話できた、今のクルマはつまらん」と言う人もちらほらでした。ちょうどフルタイム4WD技術が急速に進化したり、4WSやABS、TCSなど相当普及した時代だったので、腕に自身がある人は機械仕かけにご立腹だったようです。
エンジンフィールひとつとっても、キャブの方がいいって人いるでしょ?

詰まるところクルマが進化し続ける限り今のクルマはつまらん」ムーブメントは後を絶たないんでしょうね。
4000年前の古代エジプトの粘土板を翻訳したら「最近の若い連中は・・・わしの若い頃はなぁ」と書かれてたそうです。

この昔がよく見える「昔は良かった症候群」は人類のDNAに深く刻み込まれたものなのですね。(知らんけど)

 

 

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じゃぁ実際はどうなのか?

個人的にはやっぱ昔のほうが面白かったかも?と思ったりはします。

そう思う根拠は景気ですね。90年代はバブル経済の好景況がまだくすぶっていて物が売れてました。それにクルマだって今ほど下火ではなく、クルマに興味のなさそうな人でもマイカーが欲しいって人多かったんですよ、僕もよくどんなクルマ買えばいいかお勧めを聞かれました。

なんと言ってもフリーターでも頑張れば新車を買える時代でした。そりゃメーカーも頑張ってクルマ作りますよね。
挙げ句スポーツカーの人気も手伝いカンブリア紀のように様々なタイプの車が登場し、買う側も選択肢が有ったんですよね。

 

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デザイン的にも自由度が有った

昔の車の良さはそれだけではなくデザインにも及んでます。
今の車は衝突時に歩行者へのダメージを軽減するためにボンネットが高くなっています。ボンネットとエンジンルームに空間を開けることで、歩行者をはねた時にボンネットを凹ましエンジンに頭をぶつけさせないのが目的です。

この基準は90年代車にはなく、ボンネットはかなり低くスポーツカーなどは低く構えたシルエットとなりスタイリッシュさが際立ってました。
リトラクタブルヘッドライトだって今の車じゃ採用できません。
そんな見た目のわかりやすいカッコよさも90年代車が人気の秘密なんでしょう。
確かに過去を振り返れば「昔は良かった」と言っちゃうのもさもありなんと思います。

引き換え今のスポーツカーの場合はユーザーもいろんなデザインを目にして比較したがるので、新しい提案をすれば「これじゃない」、分かりやすくすれば「ありきたり」とお決まりのセリフが返ってくるので、結局定番のデザインにディテールをこねくり回した「やったった感」のあるデザインに落ち着いちゃうんでしょう。
スーパーカーほどお金を掛けられるのならいざしらず、買える値段の車の場合は予算にも限りが有り構造上の問題や、万人受けする最大公約数的デザインに集約されるのは致し方なしですね。

 

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翻って今の時代は?

そう考えると確かに昔のほうが楽しいかも知れませんが、クルマの出来は今のクルマのほうが良いはずです。
トヨタ86やBRZのほうが古いトヨタレビン・トレノ(AE86)より絶対出来は良いでしょうし、スカイランもR系よりV系のほうがクルマとしての作りは良いのではないでしょうか?

とは言えクルマが高性能化すると手に負えなくなったり、自分の能力以上に走れるので操ってる感が薄く乗せられてる感は否めません。
32GT-Rや初代NSXが出た時だってイージーに速く走れ、乗せられてる気がするという人もいました。

よくクルマの味って話ありますよね、あれって詳しく聞くとクルマの欠点を言ってるって事が多いんですよ、要するに今のクルマって欠点が少なくなってるので味が薄い=つまらないという流れが見えたりします。
話は少し逸れますが初めてクラウンに乗った時、僕はあまりにも快適すぎて残った「運転」が作業に思えてちょっと退屈でした。

人間が感じられる要素や、人間が操作する部分を省き過ぎるとつまらなくなるというのは一理あります。

でも現行車で言えばNDロードスターやS660、86・BRZスイスポはそこまで凶暴なモンスターではないので、自分の能力とクルマのバランスがとれてて楽しい車だと思います。
しかし先述したように選択肢は少ないです。右も左もミニバンとSUVと軽四だらけになっちゃって、スポーツカー好きにとっては受難の時代ですね。

となると僕のようなオッサンだけでなく若い人も昔の黄金時代を見聞きして良さそうに思っちゃうんでしょうか?そこにオッサンの「わしの若い頃は・・・」的な盛った話がバイアスを掛けてるんでしょう。
でも言っときますけどこの手のオッサンの自慢話は絶対盛ってますから!

 

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夢中になってりゃ家の車も楽しい

勿論キビキビと思いのままに走るクルマが楽しいのは当然なんですが、僕は単にクルマを運転してるだけで楽しいんです。
初めて免許を取って親の1800ccのSOHCのしょぼいエンジンを積んだATのワゴン車を走らすのが毎日楽しかったです。三つ子の魂百までというんでしょうか、そんな気持ちがまだ残ってます。

確かに自分の好みのクルマを買うようになって刺激の有る車に傾倒はするんですが、ハンドルを握ってどこかへ走りに行く行為そのものが楽しいのが僕の車好きの「原点」なので、今でも普通のファミリーカーの運転でも楽しめます。
色んな美味しいものを食べても最後はおふくろの味だねって言うアレですかね。

今は情報が溢れかえってるので「○○じゃないと楽しめない」と思い込んでる人も多そうですが、たとえ800馬力なくったって、ミッドシップじゃなくたって、純粋なスポーツカーじゃなくったって、オートマチックだってクルマは楽しいもんですし、今ある環境なら今ある環境なりに工夫をして楽しむ姿勢こそが楽しいんだと思うんですよ。
つまりクルマが楽しかった時代って、自分が楽しめた時なんじゃないかと。

まぁ、それはお前だけだよって言われたらそれまでですけどね。

 

 画像出典Wikipedia
トヨタスープラ(A80) 
ヤリス

kiro0315.hatenablog.com

90’sスポーツカーを買った人はまず!

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 スポーツカーを買ったらココに投資を!

1月2月は進学が決まった人や就職が決まった人もいて、進学就職を機に車を買う人は多いそうです。
中でもマニアックなスポーツカー好きは90年代のスポーツカーを買ってるかも知れませんね。

なので買った人やこれから買う人へちょっとアドバイスです。
20年前のスポーツカーなので整備やチューニングに投資して、夢のカーライフを想像してるのなら一旦落ち着いて僕の話を聞いてください。

 

 

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夢が夢で終わらないように

中には夢や希望に胸膨らませレストアやチューニングメニューを考えて、購入時に多めのお金を用意してる人もいると思いますが、その投資先をちょっと別に向けてください。
この年代の車には故障や事故以上に厄介な問題がついて回ってます。それが自動車盗難です。

 

毎日のようにSNSで見る盗難報告

警察の発表では年々車両盗難は減っているようですが、それは自動車メーカーの盗難対策が充実していて最新のクルマの盗難が減っているのだと思います。
イモビライザーなどの盗難防止装置が付いてない古い車は格好の餌食です。

ちなみに警察発表の車両盗難のデータですがこれは認知件数に基づいてます。認知件数とは警察が「事件の発生を認知した」数のことで、ぶっちゃけ警察が認知しなければ件数としては計上されません。これを暗数といいます。
要するに暗数のマジックを使って届け出を警察が「犯罪である」と認知しなければカウントれないので、盗難なんて無かった事に出来ます。まぁ届けられれば流石にカウントしてるとは思いたいですが・・・

 

 

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クルマがなくては改造もできないです

実は僕は2年前に99年式のRX-7FD3S)を盗まれています。

正直まさか自分の車が盗まれるとは思いませんでした。多くの人が自分が犯罪被害に合うと思いながら過ごさないので、僕のような人は多いともいます。

特にスカイライン(R32、R33、R34)、スープラ(A80)、シビックタイプR(EK9)、インテグラタイプR(DC2)、インプレッサWRX(全て)、ランエボ(全て)、RX-7(FD3S)、シルビア(S13、S14)など他にもありますが、このへんは要注意です。

90年代に活躍した国産スポーツカーは海外で謎の高騰をしており、かつ最新の盗難対策が施されて無いクルマが多いので犯罪者には好都合です。
せっかくクルマを買って改造しようにも肝心のクルマが盗まれては元の木阿弥です。

そのためにも盗難対策はやり過ぎてもやりす過ぎる事はないですよ。

 

 

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犯罪者に見つからないのが秘訣

物を盗むやつは動物と同じ小脳で動くレベルなので見れば盗みたくなるようです。
有り体に言えば自分の車を犯罪者に知られなければ良いのです。ですので用意したチューニング費用をシャッター付きガレージに回してください。
シャッター付きならクルマの様子が容易には確認できないのと、グーグルストリートビューに映らないメリットがあります。

グーグルストリートビューは結構な落とし穴で、これでクルマを物色する犯罪者も居るようですので、クルマをお持ちの方は確認して写っているようならグーグルにモザイク処理をお願いしましょう。気になる方は「不適切なストリートビューを報告」で検索してください。
またSNSや多くの人が集まるPAも要注意で、犯罪者はそういうところにも目をつけてるようです。

 

 

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物理的な対策もあわせ技で

盗難対策としてはいろんな物が売られていますが決定版は無いです。これをしてれば絶対盗まれないというものを僕は知りませんので、ここはあわせ技がいいと思います。
基本犯罪者は深夜に行動するので車輪をロックするのはもちろん、ハンドルを外したりと自分が面倒なことは犯人も面倒なので、幾重にも仕掛けてやると盗むのに時間もかかるので敬遠されたり、センサーなどで盗難を知った場合にも盗まれるまでの時間稼ぎにもなります。

盗難の警告装置も大音量で鳴る物ではなくスマホに知らせてくれるのがいいと思います、一度盗む車に目をつけると何度もセンサーを鳴らして感度を落とさせたり外させたりするので、スマホ着信なら誤作動でも近所迷惑を気にしないで済みます。

様々な物理ロックとヴァイパーなどの盗難防止装置でガチガチにしてやりましょう。

 

 

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警察は当てにならない

実際の所、盗難被害に警察は役に立ちません、なぜなら彼らは捜査をしないからです。
これは捜査をしても犯人を捕まえるには至らず、検挙率が下がるからなんでしょうかね?僕には真相は分かりません。
僕が盗まれた時にNシステムなどを使って積極的に探してくれるのか警官に訪ねた時、クルマも犯人も探さないと明言されちゃいました。
なのでシャッター付きガレージにカメラを仕掛けて犯人を捉えても、それがどこの誰かわからなければ警察は探してくれないぽいです。これを犯罪者が知らないわけはないので犯罪抑止力としての警察の存在は無いのと同じですね。

話はそれましたが、つまり不幸にも盗まれた場合は自力で探すことになると覚悟してください。

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そこで活躍するのが追跡システムですね。セコムなどにそのようなサービスが有るのでそれを活用するのもいいと思います。
犯罪者は一旦盗んでコインパーキングに数日放置するそうなのでその間に奪還できるようにしましょう。

運良く自分の車を発見できても警察は待ち伏せて犯人を捕まえてくれません、それは「おとり捜査」となるらしく違法なのだとか、これは警察の責任ではなく法律がおかしいですよね。かくて犯人は逃げおおせます。ほんと変な法律ですね。

だからといって自分で待ち伏せてボコボコにしたら傷害事件になるのでやめましょう

ちなみに日本損害保険協会の「第21回自動車盗難事故実態調査」によると、自動車盗難での保険支払い件数ワースト1位は茨城県で、2位は千葉県、3位が愛知、大阪で5位が埼玉となっております。(この順位は2020年車両盗難の後の保険の支払いの件数が元です)

もちろんこの地域以外の方も気をつけてくださいね。犯罪者はどこにでもいます。

 

 

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海外に持って行かれると詰み

盗まれたクルマは海外に持ち逃げされたりバラバラにされてオークションで売られるのがトレンドのようです。
当然海外は日本の法が及びませんので取り返すのは難しいです。ですので盗まれた場合は警察、保険屋の次に税関に連絡して盗まれたクルマの情報を知らせてください。あと先に警察は当てにならないと書きましたので、当てにせずSNSなどで情報を拡散するなど早めに手を打ちましょう、誘拐と同じで2日が山場だと思います。

 

盗まれると返ってくる確率は低いです。

そもそも盗んだやつが捕まらない事が多いので、盗まれた経緯がわからないのが普通です。
僕もRX-7を盗んだやつが誰で手口がどうなのか知りません、ですのでどこに行ったのかもわかりません。
バラバラになってるのを見つけても決定的な証拠がなければ自分のか判断しにくいので、日頃から車検証のコピーや車検証に記載がないエンジン番号を控えておくといいと思います。

なんならホイールやエンジンパーツ、ボディ、足回りなど各パーツにレーザー刻印で自分の名前を彫っちゃいましょう、リセールは落ちちゃいますけど・・・

後半は盗まれた後の話になっちゃいましたが、とにかく改造にお金をかける余裕があるのなら盗難対策を充実させてください。

大事なクルマを盗まれるとクルマはもとより楽しいカーライフも消え去り、イライラとローンだけが残っちゃいます。

ちなみに自分のクルマはマイナーだからとかボロいからとかいう油断も禁物ですよ!

kiro0315.hatenablog.com

ちょっとおすすめクルマ漫画。

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漫画を読むチャンス?

またしてもコロナの感染者が増えて関東では緊急事態宣言ですね。
在宅勤務再開の人も居るでしょうし、用心のために不要不急の外出を控える人もいそうですね。

それで時間の余裕が出来るかどうかはわかりませんが、クルマ好きのみなさんに僕のおすすめのクルマ漫画でもご紹介しますので、気になった方は読んでみてください。

 

あくまでも僕の独断と偏見なので

面白い面白くないは個人差が有るので、読んだけどつまんないぞ!となっても大目に見てくださいm(_ _)m
最近は電子書籍で買う人も多いですが、できるだけ紙媒体でも買える新しいのを紹介したいと思います。


キャブレターズ

と言いつつ初っぱなは発行日2003年と古めですが面白かったのでご紹介。
これは田中むねよしさんの「キャブレターズ」という作品です。

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基本1話完結の話で読みやすくかつ面白い作品です。
作中の年代は90年代のクルマが現役の時代のようなので、多分80年代後半から2000年代手前の感じですね。
この時代はクルマも車好きも活き活きしてた時代なので、そんな雰囲気も作品に溢れています。
1話完結なので全体を通した粗筋はないですが、あえていくつかをご紹介します。

まず第1話「P10」は初代プリメーラに乗るユーイチはNAと足回りにこだわりかなりクルマを仕上げてましたが、肝心のエンジンにまだ取り掛かってませんでした。そこで偶然ラーメン屋でホンダタイプRのエンジンを手掛けたという「ホンダ仙人」と呼ばれる凄腕チューナの存在を知ります。
そのホンダ仙人にSR20をチューンしてもらいプリメーラ タイプRを作る計画を立てますが、ホンダ仙人はホンダ車しかいじらないと断ります・・・

第7話「セブン」では長くRX-7(FD3S)に乗ってたミキオはRX-7のチームで毎日楽しんでいましたが、彼女が出来たのを機にセブンを降りることにしました。昔からの付き合いの仲間とずっと乗り続けたセブンなので様々な思い出が蘇ります。
そんな最後の日に彼女を乗せてチームとお別れツーリングの最中に、たちの悪い走り屋チームに絡まれます・・・

ざっとこんな感じですが、どの話もそのクルマ固有のニヤリとする落ちが待っています。
セブンの場合はECUのリセットです。そんなクルマならではの面白さや登場するクルマに見合ったキャラが、クルマに乗る人降りる人様々な話を通して悲喜こもごものストーリーを展開していきます。
西風さんのGTロマンという作品の初期の頃に似ていて、いま車が好きで好きで仕方ないって人にはうってつけかもしれませんよ。

 

クロスオーバーレブ

次に紹介するのは現在でもweb漫画サービス漫画クロス連載中の作品で、山口かつみさんの「クロスオーバーレブ!」です。

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この作品は過去にヤングサンデーで連載されていたオーバーレブ!」の10年後の舞台を描いた続編です。

福岡県に住む車好きの女子高生鈴科萌兎(すずしなもと)がWRCに憧れ運転免許を取るところから話は始まります。これは前作オーバーレブ!にも通じる部分ですね。無事免許を取れた萌兎は2代目ホンダトゥデイを譲り受けます。
走る楽しさを知ったばかりの萌兎は深夜に思わず峠に走りに行きますが、そこで走り屋狩りをしてるランエボと遭遇してしまいます・・・
10年ぶりに帰国した前主人公でラリードライバーの志濃涼子も登場し、このランエボを絡ませながらも主人公が走る面白さやクルマの怖さを知っていきます。

この漫画の面白いところはメインの登場人物が前作同様女の子で、乗ってるクルマが軽四というところですね。
クルマ漫画なのでバトルシーンも満載なのですが、親子の絆や友人との絡みなどの人間ドラマが丁寧に書かれており、そのストーリーがバトルともうまく絡み合い話が進むので一気に読み進めちゃいます。
クロスオーバーレブのクロスは人とクルマ、人と人、過去と未来など様々なクロスを意味してるそうです。可愛い女の子と軽四が好きな人は特にオススメですね。

 

首都高SPL

もっと紹介したかったのですが長くなったのでこれを最後にします。
次の作品も現在月刊ヤングマガジンで連載中の楠みちはるさんの「首都高SPL」です。

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これは楠みちはるさんの過去作湾岸ミッドナイトの直接の続編ではないですが、どうも舞台は繋がってるようです。

過去にGT-R専門の有名チューナーとして名を馳せた工藤圭介は、首都高で速いと噂になっているポルシェターボに興味を持ちます。そんなある日首都高でそのポルシェに出会いそのテクニックとドライバーの若さに益々興味を惹かれます。
そのポルシェのドライバー兼チューナーの明彦は自分を探してると知り逆に工藤に会いに来ます。明彦と明彦の手掛けたポルシェの出会いを発端に自分の原点に戻り再度クルマへの情熱が蘇ってきますが・・・

僕はこの作品と「C1ランナー」がごっちゃになってた時期もあったんですが、明確な違いは43歳のオッサンである工藤が主人公ってところです。
オッサン目線を通した世界なのでこの漫画はキラキラした未来ではなく過去を振り返ります。そんな工藤の心情と過去のGT-RであるR34今のGT-RであるR35の対比をなにげに絡めてるような気もしますね。そこにポルシェも加わり楠みちはるさんらしい哲学的な雰囲気のある作品になっています。

この漫画は途中から出版社が絡んできて話が広がりますが、スポーツカー人気も出版業界も現在下降線をたどっており、その両者がどう浮上していくのかを工藤のチューニングへの情熱を取り戻していく姿とどう組み込まれるのか、そのへんも個人的な見どころと注目しています。
昔から車や走りが好きなオッサンや、クルマは人生だ!と言ってはばからない人は一度読んでみても損はないです(当社比)

と、適当に僕の好きなクルマ漫画を勝手にオススメしてみました。
ネタバレを気にして書くとそっけない文章になって面白くなさそうな紹介になってしまいましたが、読めばきっと面白いですよ!(希望的観測)